マダニ、北海道で感染症の死亡例…!恐ろしい症状や原因、対策は?

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北海道でマダニに噛まれた40代の

男性が感染症にかかり、
死亡してしまったと、8月15日に
報じられました。

ダニに噛まれて死んでしまうなんて…。

とてもショックなことですよね。

ダニは様々な病原体をもっています。

その中には、死に至らしめるものも…!


今回報じられた感染症

『ダニ媒介脳炎』というものです。

ダニ媒介脳炎という感染症は、
日本国内では1993年に北海道で
見つかり、それ以来発症が確認されて
いませんでしたが、
今年発症したことで2例目となりました。


この『ダニ媒介脳炎』は、
海外では死亡例や後遺症が残った例
などが多数ありますが、日本国内での
死亡例は初めてだということです。

この感染症の症状やりました原因、
対策は、どのようなものなのでしょうか。

 

◆症状◆
潜伏期間は7~14日で、症状は
発熱や筋肉痛などのインフルエンザに
似たような症状が出た後、意識障害
けいれん、髄膜炎や脳炎を起こします。

 

◆原因◆
「ダニ媒介脳炎」は
『フラビウイルス』が原因で、
このウイルスを持っているマダニに
噛まれることで感染し、発症します。

噛まれたのがブラビウイルスを持った
マダニでなければ感染しません。
つまり、このウイルスを持った
マダニがいない地域では、
感染は起きません。
日本国内では、北海道の一部地域で
フラビウイルスが見つかっています。

なお、ダニ媒介脳炎は、人から人に
直接感染することはないとされています。

 

◆対策◆
マダニといえば、草むらや藪、竹藪の
中にいる危険な虫です。
気温の高い5月〜8月、レジャーで
山に行くことも多くなりますが、
この時期にはマダニに噛まれる
アクシデントも多く起こっています。

噛まれるのを防ぐために、以下のような対策が効果的です。

・不用意に草むらや竹藪に入らない
・山や草むらでは長袖長ズボンを着る
・虫除け材を利用する
・草むらに入ったあとは、
  ダニが付着していないか体をくまなく
  チェックする

マダニは、噛まれてもそのときは
痛みを感じないため、気づくのが
遅れてしまうことがあります。
山や草むらに入ったら、必ず体を
くまなく確認して、
ダニが付着していないかチェック
しましょう!